従来の埋没法手術による後遺症
実際に新聞記事にもなった事例ですが、これは典型的な従来の埋没法によるトラブル例です。まぶたの裏側のねん膜(結膜)に糸を通す、従来の埋没法の手術を受けた患者さんの眼球の角膜に、結膜から出ている糸によってキズがつき、目に後遺症が残ってしまったケースです。
従来の埋没法による二重まぶた手術では、常にこのリスクがありますので、やはり、結膜に糸を通さない新しい埋没法による二重まぶた手術のほうが優れていると言えます。
<新聞記事より>
従来の埋没法手術によるトラブル例一覧
- 術後のハレがひどかった。
- 目がチクチクして、違和感がする。
- すぐに二重が取れてしまった。
- 点止めなので、二重のラインの仕上がりが、カーテンのようにハシのほうが下がってしまった。
- 普段は気にならないが、まぶたをおさえると目がゴロゴロする。
- 術後、目が少し引きつったままになってしまった。
- 二重のラインが不自然で、あまりきれいではない。
- 再手術をしても、またすぐに二重が取れてしまった。
- 目を閉じると、点状のくぼみが残っているので、手術を受けたのが他人にすぐわかる。
- 二重のラインが途中でとぎれている。
- 術後は、しばらくコンタクトレンズがはめられなかった。
- 術後、まぶたにシコリができてしまった。
- 手術後、気がかわってもとにもどそうとしたが、糸をそのままぬくことができず、もとにもどせなかった。
- 手術をする際、まぶたをひっくり返して麻酔の注射をされるので、とても痛く怖かった。
- 眼科で診察をうけると、まぶたの裏側に糸が見えているので、眼科の先生に二重まぶたの手術を受けたのが、バレてしまった。
・・・・・・etc.
以上のトラブル例からもわかりますように、埋没法の二重まぶた手術を受ける場合には、従来の方法による埋没法では、いろいろなトラブルの危険性があります。最新の方法による埋没法ならば、前述のようなトラブルはおこらず、しかも二重のラインは、よりきれいに仕上がります。
二重まぶた手術において、最も良い埋没法は、まぶたの裏側の結膜に糸を通さずに、糸を二重の線にそって線状に(点止めではない)二重のラインを形成する最新の埋没法です。
手術への誤解や錯覚、落とし穴
残念なことですが、美容外科においては、さまざまな誇大広告や事実と違った広告、口コミなどがあるのが現状です。その間違った広告や口コミなどにまどわされてしまい、手術を受けてトラブルにあうのは患者様であり、一般の人です。
そのトラブルを回避して、失敗しない正しい手術を受けるにはどうすればよいか?それはやはり、手術を受ける前に正しい知識や良い情報を手に入れて、最善の判断をするしかありません。間違った広告や口コミなどによる、二重まぶた手術に対する誤解や錯覚の事例を下記の項目に少しまとめていますので、ご参考にされてください。
手術料金と手術方法の確認
手術料金が、かなり安かったこともあり、そのクリニックで手術を受けたところ、何倍もの手術料金を請求されるケースがあります。これは点止めの従来の埋没法の手術において、1点止めの料金しか知らされずに、手術が行われてしまったからです。2点止めの手術を行えば2倍の料金、3点止めの手術を行なえば3倍の料金となるカラクリがあるわけです。手術前のカウンセリング時に、手術料金の確認をするのは言うまでもありませんが、しかし、もっと大切なことは、糸を点でとめずに、線状で二重のラインを形成する最新の埋没法の手術を受けたほうが良いということです
手術保証の確認
二重まぶたの手術保証があると、クリニックの受付からも聞かされ、そのクリニックの広告にも保証があると書かれているにもかかわらず、埋没法による二重の手術を受けて二重のラインがとれて再手術をする場合、初回と同じ手術料金を再度請求されるケースがあります。再手術の前には必ず手術費用や手術保証の確認をするように心がけてください。